アイヌ語電子辞書 Aynu Online Dictionary by TOMITA Takashi, Hachioji, Tokyo by lollipop

見出しセル数 1万5005項目(語数にすると約18000語)
 現在、本当に重要な単語の精選と例文作りに努めています。2018年末までには納得できる辞書に仕上げるつもりです。(2018年4月現在)

アイヌ語電子辞書 (語数が多いので全部が表示されるのに時間がかかります) 

所属形・規則的複数形・異種スペルの語は原則的に同一セルにあります。日本語からも検索して、アイヌ語作文にご活用ください。

   ★独学ででもアイヌ語で自分の文章を作って行けるような辞書がほしい、と多くの人が思っていますね。でも、そのようなアイヌ語の辞書はなかなか見当たりません。ひとつの愛すべき言語が消えていくかもしれません。先住民の言語が、近代日本によって抹殺され、消滅していくのを拱手傍観しているのを良しとしない人も多いはずです。アイヌ語は「日本国」にとっても宝物だと私は思っています。そのような言語を実際に学び、作文し、実践していける環境が必要です。私は、若い人々、とりわけアイヌ民族の血を受けた人々、また、少数言語に興味をもつ「和人」の若者に、この環境のほんの一部かもしれませんが援助、貢献出来たらと思います。 私は10年ほど前に定年退職するまで、神奈川県の教員として高校で英語をずっと教えてきました。その時の授業方法やノウハウを生かし、アイヌ語が多くの若者の興味を引けるようになったらいいなと思っています。重要単語を精選し、その例文を付けた辞書を作り、このページで公開するつもりです。現在、老骨に鞭打って奮闘中です。2018年中に完成したいと頑張っています。大切なアイヌ民族の言葉と文化を後世に確実に繋いでいきましょう! 連絡先: kaminantommy@hotmail.com(〒192-0907 東京都八王子市長沼町1306-17  富田 隆)
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番号 単語 内容 説明
1 =an 人称接辞(自動詞に) ① (話相手を含めて)私たちが・は ◆Annoski pakno uenewsar=an rusuy.(夜更けまで私たちはお話していたい。)
2 =an 人称接辞(自動詞に) ② (一般的な)人は、人が
3 =an 人称接辞(自動詞に) ③ (引用文の中の話題の人を示す人称)その人が ◆Ku=yupo "A=sapa arak wa hopuni=an ka eaykap," sekor hawean.(兄さんが「頭が痛くて起きられない」と言った。
4 =an 人称接辞(自動詞に) ④ (敬意を表したい人を示す人称・特に女性から男性へ)あなた様が ◆ Soyenpa=an ciki, ponkanpi a=hok yak pirka.(あなた様がお出掛けなら、ハガキを(あなた様が)買って来て下さると嬉しいわ)
5 =as 人称接辞(自動詞に) 話し相手を含まない私たち(=私ども) ◆ Totto, kamuy ci=nukar kusu, pet or un paye=as ruwe.(母さん、僕たち熊を見るために(僕たち)川へ行ったんだ。)
6 a ② 煮物の汁が多い →川の水が多いのはporo ◆poro wakka (洪水)
7 a 形成接頭辞 ③ 名詞を作るときの接頭辞 ◆aep <人が・食べる・もの>で「食べ物」となる。
8 a ④ [過去表現] (以前・過去に)~した、(~で)あった ◆Cise or ta an a ruwe?(家に居たって事?) ◆uenewsar rusuy a korka (お話ししたかったけれど) ◆ku=mataki ne a p (私の妹であったもの=死んだ妹)
9 a ⑤ [感嘆表現] ~したなあ! ~だなあ!◆Sonno an a !(本当にそうだねえ!)
10 a ⑥ [yaの代替] ~なのか! (子音の後にyaが来るとy音が欠けるためaになる) 
11 -a ① 他動詞形成 ◆mak(開放)→maka(~を開ける)
12 -a ② の所属形(短形)語尾 ◆ 「耳」の概念形 kisar → kisara 所属形「(~の)耳」
13 a (pl.rok ) ① 座る 1.(一人が)座っている 2.(寝ないで)起きている
14 -a (複数 -rok ) 接尾辞 過去に話題にしたことを表す ◆ ne (その)→ nea (「例の」=さっき話題にしたその/もうその事実は完了して「座している」その)
15 a p [残念表現] ~したものの ~したのだが ~ だったが ◆Ku=arpa rusuy pe ne a p.(私は行きたかったのに、、、。)
16 a= 人称接辞(他動詞に) ① 1.一般的に人は~する 2.ここの皆で~する ◆Cep a=supa wa a=e ro!(魚を皆で煮て食べよう!)
17 a= 人称接辞(他動詞に) ② (引用文の中の話題の人を示す人称)その人が ◆Ku=yupo "A=sapa arak wa hopuni=an ka eaykap," sekor hawean.(兄さんが「頭が痛くて起きられない」と言った。
18 a= 人称接辞(他動詞に) ③ (敬意を表したい人を示す人称・特に女性から男性へ)あなた様が ◆ Soyenpa=an ciki, ponkanpi a=hok yak pirka.(あなた様がお出掛けなら、ハガキを(あなた様が)買って来て下さると嬉しいわ)
19 a=ahupkarpo a=ahupkar-po 貰い子
20 a=aniuske a=ani-uske 取っ手
21 a=apte (aapte) a=apte 心配だ もうダメだろう ◆Tanto yaynumiwen huci ku=hotanukar wa k=ek korka earkinne aapte noyne.(今日、病気の祖母を見舞ってきたが、大変心配な病状だ)
22 a=aremko a=aremko 人生半ばで死ぬ
23 a=arnorayke a=ar-no-rayke 完全に殺された
24 a=arustekka a=ar-us-tek-ka 死に絶える
25 a=aynukor a=aynu-kor 大事にされる 尊敬すべき人
26 a=aynukorkur a=aynu-kor-kur 大切にされるべき人
27 a=catcari a=cat-cari 散らかされる
28 a=eanasappe a=e-anasap-pe 乱暴者
29 a=earmuye a=ear-muye ひと結びの
30 a=easipamam a=e-asip-amam 死人の枕辺へ供える一膳飯
31 a=eatup a=e-atu-p 吐き出した物
32 a=eatuynomi a=e-atuy-nomi いけにえ(にする)
33 a=ecatkep a=e-catke-p 汚ない物
34 a=eci= 人称接辞 誰かが君に(君たちに)~する ◆A=eci=kore somo ki yakun, ponno eci=kore kusu ne na.(誰も君たちにくれなかったのなら、少し(僕が)君たちにあげるからね)
35 a=eeaykapsorma a=e-eaykap-sorma [植物] オニゼンマイ <人が・食べ・られない・ゼンマイ>
36 a=ehatatne a=ehatatne 心配な
37 a=ehotkehi a=e-hotke-hi 寝床
38 a=ehotkep a=e-hotke-p 敷布団 (熊の毛皮などを敷いた。その他「ふんどし・腰巻き」の意のある) 
39 a=eiociwre a=e-i-ociw-re 交合(する)
40 a=eisramnep a=e-isramne-p 必要な物
41 a=eiwankep a=e-iwanke-p 道具
42 a=eiyannu a=eiyannu 壊れる
43 a=ekampakko a=ekampak-ko 予想もしない
44 a=ekarpe a=e-kar-pe 使う物、道具 <人が使用するもの>
45 a=ekimonupa a=e-kim-o-nupa 葬式
46 a=ekiroroanpe a=e-kiroroan-pe 面白い物
47 a=ekotekur a=e-kote-kur
48 a=ekuwakorpe ( kuwa ) a=e-kuwakor-pe 杖(つえ)、墓標 →kuwa
49 a=emina a=e-mina 人が笑う、笑われる ◆Okkaypo konru ka ta osirtesu wa kuttoko-no hacir a=emina.(若者が氷の上でツルッと滑って仰向けに転んで笑われた)
50 a=eminap a=e-mina-p 笑われ者 道化者
51 a=en= 人称接辞 [結果的受身表現] 誰かが私に~する → 私は~される ◆K=onaha hok pirka bosi sisam otetterke hi orowano
aynu ku=ne kusu a=en=oramsakka sekor ku=yaynu wa
ku=yaywennukar. (父が買ってくれたきれいな帽子を和人が踏みつけた時から自分がアイヌであるが故に人から差別されると私は思い苦しみました)
52 a=eninuype (eninuy) a=e-ninuy-pe 枕(まくら) →eninuy
53 a=eniste ( eniste ) a=e-niste 頼もしい、頼りになる、心強い →eniste
54 a=enupurpe a=e-nupur-pe 呪術する物 守りの品 秘宝
55 a=enuwapcup a=e-nuwap-cup 誕生月
56 a=eosirokpe a=eosirok-pe 足手まとい
57 a=eoynakamuy a=e-oyna-kamuy オキクルミカムイ
58 a=eoynuweusi a=e-o-i-nuweusi 下の始末をされている
59 a=epakasnu a=epakasnu (人に)習う ◆Nen ka a=epakasnu ka somo ki p (誰にも教わらなかったのに)
60 a=epanup a=e-pa-nu-p 鉢巻
61 a=epkes a=e-p-kes 食べ残し
62 a=ep-koasuras aep-ko-asur-as 食べ物がよくとれるという噂が立つ
63 a=epuntek a=e-puntek 喜ぶ
64 a=eramasu ( a=eramasuy ) a=eramasu 素晴らしい、素敵だ、美しい
65 a=eramekotep a=e-ram-e-kote-p 必要な物
66 a=eramuniste a=e-ramu-niste 残酷だ
67 a=eramuniwkes a=e-ramu-niwkes 承知してくれない
68 a=eramusarak a=e-ramu-sarak 気になる状態だ
69 a=eramusarakpe a=e-ramu-sarak-pe 心配事
70 a=eramuusausak a=e-ramu-usausak 気が進まない
71 a=eranakpe a=eranak-pe 心配事
72 a=eratkip a=e-ratki-p ふんどしの前へ下がっている広い部分
73 a=erayappe a=erayap-pe 感心されること 賞讃されること ほめられること
74 a=esapamuyep a=e-sapa-muye-p 鉢巻き
75 a=esinap a=esina-p 秘密 内緒のこと
76 a=esisip a=esisi-p 避けるべき物
77 a=esiyukamip a=e-siyuk-amip 晴れ着 よい(上等な)着物
78 a=esorma a=e-sorma [植物] コゴミ
79 a=esukep a=e-suke-p 台所用具(makiri, su など)
80 a=etamniwkeste a=e-tam-niwkes-te 刀で斬れない
81 a=etasumpe a=e-tasum-pe 病気の原因
82 a=etoytap a=e-toyta-p 畑に蒔く物(いもや豆など)
83 a=etusirkar a=e-tusir-kar 葬式(をする)
84 a=eusitomap a=e-u-sitoma-p 皆が恐ろしがる物
85 a=eutunas a=e-utun-as (臼の)ふたり搗きの
86 a=eyam a=eyam 危ない、注意して、用心して、気をつけて<人・大事にする> ◆Kim ta oka usa okay pe a=eyam yak pirka.(山にある自然物を大切にすると良い)
87 a=eyampe a=eyam-pe 大切にされる物(者) 大事な物(者)
88 a=eyannup a=eyannup 壊れた物
89 a=eyaykopuntek a=e-yay-ko-puntek 喜ばしい
90 a=eyayramekotep a=e-yay-ram-e-kote-p それを頼りにしている道具
91 a=eyaysarama a=e-yay-sarama 自力でやる
92 a=eynup ( aeynup, aeinup) a=e-inu-p 「電話」の意味<人・それで・ものを聞く・もの> ◆Aeynup anakne toan tenwa ne.(アエイヌップというのはあの電話のことよ) →eynu
93 a=eynupitara a=eynupitara いやがられる
94 a=eype pera (a=e-ipe-pera) a=e-ipe-pera 匙(さじ) スプーン(お粥を食べる道具)
95 a=eywankep a=eywanke-p 道具<人・使う・もの> →eywanke
96 a=hoku-nispake a=hoku-nispa-ke 私の旦那様
97 a=homekayaynu 気絶する → homekayaynu
98 a=huskorep a=husko-re-p 下に赤ん坊が生まれたばかりの子供 <それ(上の子)・古い・された・者>
99 a=i= 人称接辞 [結果的受身表現] 誰かが私達みんなに~する → 私たちみんなは~される)
100 a=kemekarpe a=kem-e-kar-pe 縫った物
101 a=kemnuhawas a=kemnu-hawas 哀れな話 気の毒な話
102 a=kusausi a=kusa-usi 渡し場
103 a=kuwakore a=kuwa-kore お礼をする
104 a=maketa 負ける 負けた →「私が負けた。」は a=en=maketa.
105 a=maketa a=maketa 負ける
106 a=okertektek a=oker-tek-tek さっと終わる
107 a=omante [銀の滴] a=oman-te 行かせる
108 a=omap a=omap 可愛い <人が可愛がる> ◆a=omap cape(可愛い猫)
109 a=omappe a=omap-pe 可愛い者
110 a=opentari a=opentari 神々の名前を呼び並べる
111 a=opitta ( a=oka opitta ) a=opitta みんな(私も、君も、私たちも、君たちも全部)
112 a=oraytekka a=oraytekka 毒が効く 消えるまで
113 a=otupekare a=otupekare 大事にする
114 a=otuwasi a=otuwasi 頼りにする
115 a=oyanenep a=oyanene-p 笑い者にされる
116 a=oypenima a=o-ipe-nima 浅めのお皿(おかず、果物、栗などを入れ、汁っぽいものは入れない) (英語のplate)→aoypep
117 a=oypep a=o-ipe-p 食器
118 a=oypep a=o-ipe-p お椀 茶碗 皿 (英語のbowlやdish) →aoypenima
119 a=piye hawe [銀の滴] 馬鹿にされる様子
120 a=racitkerep a=racitke-re-p 下げる物
121 a=ramepakari a=ram-e-pakari 予想される
122 a=ramuosmap a=ramu-osma-p 納得できるもの
123 a=repokar a=rep-o-kar 海で死ぬ
124 a=sikakustep a=si-ka-kuste-p 上から着る物
125 a=tekekarpe a=tek-e-kar-pe 刺繍した物
126 a=teriteri a=teri-teri ネトネトしている (不人称のa= を付ける)
127 a=tesekina a=tese-kina [植物] ガマ (敷物にする草)
128 a=tunastuye a=tunas-tuye 急死する 早死にする
129 a=turaynu a=turaynu 見つからない
130 a=tuyaskarap a=tuyaskarap いとおしい かわいそうだ
131 a=ukorespa a=uko-respa 許嫁である
132 a=ukoresup a=uko-resu-p 許嫁
133 a=ukosina a=u-ko-sina 重ねて縛る
134 a=un= 人称接辞 誰かが、私たちに~する ◆A=un=kore ka somo ki ruwe ne wa.(誰も俺たちにはくれなかったのだよ)
135 a=utari a=utari わが同胞 ◆An=utari iposse(わが同胞の言葉=アイヌ語=Aynu itak)
136 a=ye (sekor や ari のあとに付き aが一般的な人の時 ) (~だと)人が言う、人の言う、言われている ◆Aep ramacihi anakne sinrit or un arpa sekor a=ye.(食べ物の魂は先祖の所に行くと言われています)
137 a=ykoep ( aikoep ) a=i-ko-e-p 「おかず」の訳語、副食<人・もの・と一緒に・食べる・もの>
138 a=ykoykarpe a=i-ko-i-kar-pe 見本 手本
139 aan ( anan ) a-an ~したのだった(ということが後で分かった)<~した(完了)・ある> ◆I=kosunke hi ne aan mina a mina a.(私に嘘を言ったのだと、大笑いしていた)
140 aca ①(親族の)伯父・叔父さん ②(他人の)小父さん ③[様似] 父さん →acapo ◆aca siresure(おじに育てられる)
141 aca sito a=ca sito sito(団子)を三つに切ったもの
142 acapo aca-po 1.(親族の)伯父・叔父さん 2.(他人の)小父さん →aca ◆acapo turano(叔父と一緒に)<二風谷ではacapoは死んだ伯父・叔父>
143 acautari ( acautarihi ) acautar-i 伯父・叔父たち ◆E=acautari cep nukooka kor oka.(君のおじさんたちは魚を沢山捕っていた)
144 aci 汚ない
145 acikarata (驚いたとき) おやおや、何事だ、何だ何だ ◆Acikarata acikarata makanaketa!(何だ何だ何事だ!) <原義は「汚い」「むかつく」という意味があるらしい>
146 acipiyerekur a=cipiyere-kur 馬鹿にされる人
147 aciw aciw 刺す(槍などを投げて目標物に)◆k=aciw siri iki.([私]槍を投げて刺したようだ)
148 aciw-cikap aciw-cikap [鳥] シロハヤブサ<槍刺し・鳥> 北極圏から北海道に飛来する全長50cmを越えるハヤブサ属の最大種。海岸や原野に生息し、5月ごろ岩場などにある他の鳥の古巣をりようし、4,5卵産む。
149 aciwruy aciw-ruy ものすごく遠くへ槍を投げる ◆Hot hemanta ene aciwruy siri an hi an ! (なんとまあ遠くへ[槍を]投げるのだろう!)
150 acomatup [トワトワト] 急変
151 aenuwap toho a=e-nuwap-toho 誕生日[バチェラー]
152 aep ( aepi ) a=e-p (人間の)食べ物 ◆pirka aep rura(美味しい食べ物を届ける)◆Usa aepi a=i=kopunpa.(色々な食べ物を盛ってくれた)◆nep aepi ne yakka(どんな食べ物でも)
153 -aha ② の所属形(長形)語尾 ◆ 「耳」の概念形 kisar → kisaraha 所属形「(~の)耳」
154 aha ( ahara ) ヤブマメ,土豆 ◆Sirpaykar atpake ta upas corpok ta aha ka an.(春先には雪の下にヤブマメもある) ♪ア、ハーこれがヤブマメか。
155 aha-ta (ahata ) ヤブマメ掘り ◆Upas ru wa isam kor ku=mataki utar turano aha-ta kusu paye=as.(雪が溶けて消えると、妹たちと一緒にヤブマメ掘りに出かける)
156 ahawe [鳥] アオクビ(青首) オスのマガモ?
157 ahawkorep a=haw-kore-p 村の有線放送(1960年代電話つきのスピーカで農協などから放送された)
158 ahesuye (複数 ahesuypa ) a-he-suye 居眠りする
159 ahun (複数 ahup ahuppa ) ahun (家の中などに)入る ◆Ohasir ta ikeki ahun.(留守の家に入ってはダメ)
160 ahuncar (所属 ahuncaro ) ahun-car [様似] 冥土の入り口 (発音:アフンチャロ)<海岸の洞穴や地下に掘った人口竪穴>
161 ahuncuppok ahun-cup-pok 西の方
162 ahunka ahun-ka 横糸
163 ahunkanit ahun-ka-nit 糸棒
164 ahunke (複数 ahupte ) ahun-ke 1,(家の中などに)入れさせる ◆Tono matkaci peko cise or un ahunke.(警官は少女を牛小屋に入れた)2.招待する ◆Arpa wa e=unarpehe ahunke wa ek.(行ってお前の伯母を招待して来い)
165 ahunporu ahun-poru 地下の死者の国へ入る洞穴 <入る・洞> ◆ahunporu kari sinrit or un arpa(アフンポルを通って先祖世界へ行く)
166 ahunrasampe ( ahunrasanpe ) ahun-rasampe [鳥] アオバズク (知里真志保分類ではコミミズク)
167 ahunrupar ahun-ru-par 冥土の入り口 (死者の国へ行く穴の入口)◆"Kankan" sekor a=ye nay so kata ahunrupar an pe ne wa ku=nukar amkir.(カンカンと言う沢の滝の上に冥土の入り口があって私は見たことがある)
168 ahunte (複数 ahupte ahuptepa ) ahun-te (家などに)入れる、入らせる、通す、雇う ◆Aynu utar rorunpuyar kari kamuy ahupte wa ror ta are.(人々は神窓から熊神様を入れて上座に置く)
169 ahuntere ahun-te-re (出迎えて家の中などに)入れさせる
170 ahunteyar ahunte-yar (人に頼んで家の中などに)入れさせる
171 ahupkar ahup-kar (~を)もらう、もらい子をする(子供などをもらい受けること)◆Huci ne pon hekaci ahupkar.(祖母はその幼子を引き取った)
172 ahupkare ahup-kar-re (子供を)もらいに行かせる
173 ahupkarpe ahupkar-pe もらいっ子 養子
174 ahupkarpo ahupkar-po もたった子供
175 ahuptere ahupte-re (複数人を)出迎えて家の中に通すようにさせる
176 ahupteyar ahupte-yar (人に頼んで複数人を)出迎えて家の中に通すようにさせる
177 ak (弓や鉄砲で)射る・撃つ ◆Keke hetak ak=as wa toan cikappo.(いざ矢を射よ、かの鳥へ[銀の滴])
178 ak (所属 aki, akihi, akakihi ) ak 弟 ◆E=aki irara yakka iteki neno iki, han ! (お前の弟が悪さをしても、決して同じようにしては駄目、分かったね!)
179 akam ①[静内] 輪っかを飛ばせて狩猟する道具=terkeakamのこと ②[様似] ウバユリのドーナツ
180 akampu [石狩] 囚人
181 Akan [地名] 阿寒
182 akanak ( akanakne ) [静内] もしも~したら
183 akihiutar akihi-utar 弟たち
184 akimokar a=kim-o-kar 山で熊に殺される
185 akiyannerep a=kiyanne-re-p 最も上席に位置するもの
186 akkari akkari ① 1.(~を)追い越す、越える、通り過ぎる ◆Sine cironnup en=akkari wa arpa.(一匹の狐が私を追い越して行った) 2.逆らう
187 akkari akkari ② ~以上 ~より ◆E=akihi akkari e=paha poro p ne wa.(お前の弟よりお前は年が上の者なんだぞ)
188 Akkes  ( atkes ) [地名] 厚岸(あっけし)
189 aknispake ak-nispake 弟殿
190 akno ak-no 弓の上手な(者)
191 akoapaseske a=ko-apa-seske とじ込める
192 akoeraman a=ko-eraman 分かる ◆Wenkur poho ne kotomno imi ka wano akoeraman.(貧者の子らしく着物からもそれが分かる[銀の滴])
193 akoerayappe a=ko-erayap-pe 感心されること ほめられること
194 akohoyoyse a=ko-hoyoyse 好ましい
195 akomuyep a=ko-muye-p 死人に持たせる物
196 akooskoni a=ko-oskoni 発覚する
197 akopaste a=ko-paste ばれる
198 akorak ~したかと思うと ◆Ahun akorak soyne, soyne akorak ahun.(入ったかと思えば出て、出たかと思うと入る。)
199 akoramniwkes a=ko-ram-niwkes 説得できない もてあます
200 akorewen a=kor-e-wen いじめられている 大切にされていない ◆Teeta wenkur tane nispa nep utarorke wa apiye hawe akorewen siri ci=nukar. (昔貧者で今富者になっている者たちに馬鹿されたり苛められたりしてるさまを余は見た[銀の滴])
201 akosiratkip a=ko-siratki-p 大切にされている神
202 akosirninup a=ko-sir-ninu-p 宝物
203 akositoma a=ko-sitoma 恐ろしがられている
204 akosotuye a=ko-so-tuye あるだけの物を取られる
205 akoykarkunip a-koykarkunip 従うもの
206 akoyruskap a=ko-iruska-p 憎らしい人
207 akpe ak-pe (仕掛け罠) トラバサミ
208 akpeimok akpe-imok 罠の餌
209 aksinot ak-sinot 弓遊び
210 aksinot ak-sinot 弓遊び(をする)、おもちゃの ◆Aksinotponku aksinotponay euwesinot korokay.(おもちゃの小弓におもちゃの小矢をもって遊んでいる[銀の滴])
211 aktonoke ak-tonoke 弟殿
212 akup 屋根葺き
213 akuppokunpe akup-pok-un-pe 屋根裏に張った煤(すす)除けの簀(す)<屋根葺き・の下・にある・もの>
214 akur 動物が吐く →人が吐くのは atu
215 akusu ( akus ) ~したら、~すると(~だった)<過去の事象にのみ用いる> =kor, awa (awaは韻文で多用) ◆Ku=inkar akusu nea karus an.(私が見ると例のキノコがあった)
216 akutana 感心だなあ
217 am 爪(ツメ) (人にも動物にも使う)
218 am- ベタっとした平らな物につく ◆amso(地べた) amset(高床式の檻や巣)
219 ama ①仕掛け弓を置く 
220 ama ②衣類、履き物、被り物を脱ぐ、[石狩] (~を)置く、残す、取っておく
221 amam [穀物] 稗(ひえ)、粟(あわ)、稲(米) → (注意)麦や豆は入らない
222 amam etoyta 田植えをする ◆Toy or ta unarpe utar amam etoyta.(田んぼでおばさん達は田植えをする)
223 amamecikappo amam-e-cikappo [鳥] 雀(スズメ) =amameciri
224 amameciri [鳥] 雀(スズメ) =amamecikappo
225 amamitanki ( amameitanki ) amam-itanki ご飯茶碗
226 amamnum amam-num 米粒 飯粒
227 amamotuypa amam-o-tuy-pa 稲刈り<米・身を・切る>
228 amam-pattakikir amam-patta-kikir [昆虫] 蝗(イナゴ)
229 amampokikir amam-po-kikir [静内] キリギリス
230 amampus amam-pus 稗(ヒエ)の穂、穀物の穂
231 amamsupa amam-supa [静内] ご飯を炊く
232 amamsuwesu amam-suwe-su ご飯炊きの鍋 →ohawsu
233 amamsuyesu amam-suye-su [静内] ご飯炊きの鍋
234 amamtara amam-tawara 米俵<米・俵>
235 amamtaskor amam-taskor 穀物寒波 (秋、10月中旬過ぎに来る寒波<萱野茂>)
236 amamwentekikir amam-wente-kikir アブラムシなど穀物の害虫
237 amap a=ma-p 寝相の悪い者
238 amappo 仕掛け弓
239 amasotki [トワトワト] am-sotki 寝床
240 amaysut 宝壇上の柱に渡した横木 (干した魚などを保管する)
241 amcayaya am-cayaya 指を広げている ◆Makip ene e=amcayaya?(一体どうしてそのように指を広げてるの?)
242 ami (所属 amihi ) 爪(つめ) ◆E=amihi tanne na tuye wa anu.(お前の爪は長い(伸びている)から切っておけ)
243 amip (所属 amipi amipihi ) a=mi-p 着物 衣 衣装 ◆Nep ka pirka amip ku=kor rusuy.(何かきれいな着物を私は着たい)
244 amipkupakupa amip-kupa-kupa [民話](シラミを潰すために)着物をカミカミする
245 amipsirka amip-sirka 着物の表
246 amitanne [昆虫] 座頭虫(ザトウムシ) <足の長い蜘蛛で英名ではDaddy Longlegs>
247 amituye ami-tuye 爪を切る
248 amkamkomomse am-kam-komomse 泣きわめく
249 amke 脱ぐ、外す、摘まみ取る、むしり取る ◆Surku kina k=umomare yakka, k=uhuhu amke.(私が毒草を集めてきても、母が取り除いてくれた) ♪「編む毛糸」を取り除く
250 amkere amke-re どかす ◆Cikuni horak wa an na okkayo utar arpa wa amkere wa i=kore.(木が倒れていたから、男の人たちが行ってどかして下さい)
251 amkir (複数 amkirpa ) [経験表現] 1.~したことがある 2.覚えがある、見知っている ◆Ne oruspe ku=nu amkir.(その話、ボクは聞いたことがある) 対語→eramuskari
252 amkirkur amkir-kur 知人、知り合い
253 amkokompa am-ko-kompa [静内] 爪でしがみつく
254 amkosaye am-ko-saye (鷹などが獲物を)爪で捕まえる ◆Kapacir suwanu wa ek hine cikap amkosaye wa arpa wa isam.(ワシが急降下してきて、鶏を爪で捕まえて行ってしまった)
255 amokor a-mokor 座ったまま眠る
256 ampari 網針 =apari <和語からか ba→mp変換>
257 ampayaya ①カニの類 ②足の不自由な人
258 ampir am-pir 爪傷 ◆Tapan napki ampir pakno ka iyunin sakno sipettek kuni kamuypunki an pe ne na. (この仕事中に爪傷ほどの怪我もなく終わりますように神のご加護があるでありましょう)
259 ampocici am-pocici 抓る(つねる)
260 ampocicikar ampocici-kar 爪を立てる
261 amras am-ras [隠語] お金 <爪・破片> ◆ Amras ka ku=sak.(私には金がない)
262 amras pakno am-ras pakno 爪の屑ほどにわずか ◆Amras pakno ponno ne korka ku=kor wa k=ek na e yan.(爪屑ほど僅かながら(食べ物を私は)持ってきたので、食べなされ)
263 amruy am-ruy 爪がするどい
264 amser am-set [静内] 寝台
265 amset am-set 高床(たかどこ)、ベッド、寝床、寝台
266 amso am-so 床(ゆか) 地べた 寝床
267 amtur am-tur 爪垢(つめあか)
268 amucici 引っかく ◆Iteki en=amucici.(私を引っ掻くな)
269 amunin ( amunini amuninihi ) 腕(うで) かいな
270 amuspe am-us-pe 蟹(カニ)<爪・付・もの> タラバガニ[白老]
271 an (時刻・時期)~になる ◆ kunneywa an (朝になる)
272 an ⑥ hawean の短縮
273 an ⑦ ne(である)の代替 ◆hunna an? (誰ですか?) ruwe an!~だなあ!
274 an ⑧ 夜 ◆ an-epitta(夜通し) an-kes(夜が過ぎる頃)
275 an ⑨ ~しなさい (yanのyが脱落した形)
276 an (複数 oka okay ) ① ある・いる 住む ◆Cise onnay ta Ape-Huci-Kamuy an wa cise soy ta Kotan-Kor-Kamuy, Wakka-Us-Kamuy, Kimun-Kamuy usa kamuy oka ruwe ne.(家の中には火の神様がいて、家の外には村の神様、水の神様、山の神様など諸々の神様がいるのです)
277 an (複数 oka okay ) ② 生まれる、生じる ◆Hekaci an !(男の子が生まれた!)◆A=utari sinen sinen, a=kor itak sinnayno an kus keraypo, pirkano sinna uwekarpa oka, sinna urespa oka ruwe ne.(私たちは一人一人、持っている言葉が違っているおかげで、きちんと違った集団が生まれ、違った暮らしが生まれるのです)
278 an (複数 oka okay ) ③ (~に)なる (時やne(である)の語の後に置かれて) ◆Paykar an kor uka an.(春になると、堅雪になる)  
279 an (複数 oka okay ) ④ 起きる (anki, pekor, apekor等の後に置かれて) ◆Tapanuske anakne tane sir-horutke anki an.(この場所は今にも地滑りが起きそうだ)
280 an (複数 oka okay ) ⑤ ~している、~してある (wa, kor, hine等の後に置かれて) ◆Wakka ku=ta wa ontaro or k=omare wa an.(水は私が汲んで桶に入れてある)
281 an (a ) ユカラの主人公の自称で他動詞に接頭して「(~を)朕は」と偉そうに言う感じの「(~を)私は」 。気取らないときはa= が使われる
282 an <an hi ta> ~がある時は <発音:↑あ’んひた> 開催されると ◆Iomante an hi ta tuyma utar ka hanke utar ka poronno uekarpa ruwe ne.(イオマンテ=熊送りがある時には遠くの人たちも近くの人たちもたくさん集まるのでした)
283 an <an hi wano> 生まれた時からや、ある時点から ◆Ku=paha tupesanpe ikasma sinehot pakno an hi wano inuye patek nepki ne ku=ki. (28歳の時から私は彫り物だけを仕事にしていた)
284 an <an kor> ~になると、毎~ ◆Kunneywa an kor (朝になると) ◆kesto an kor(毎日、毎日)
285 an <an koraci> ありのままに
286 an <an kus, an kusu> ~だから (~の)お陰で ◆(A=utari sinen sinen, a=kor itak sinnayno an kus keraypo, pirkano sinna uwekarpa oka, sinna urespa oka ruwe ne.(私たちは一人一人、持っている言葉が違っているおかげで、きちんと違った集団が生まれ、違った暮らしが生まれるのです)
287 an <an nankor> ある(いる)だろう ◆Tanto aep an kusu nisatta ka nep ka aep an nankor na.(今日は食べ物があるのだから明日も何か食べ物があるだろうよ) ◆Kamuy hankeno an nankor sekor ku=kor totto hawean.(熊が近くにいるだろう、と母さんは言った)
288 an <an pakno> ~があるほどに ◆Tanukuran kuruppe an pakno ku=merayke.(今夜は下が降りるかと思うほど寒い)
289 an <anki an> もう少しで~しそうである ◆Tapanuske anakne tane sir-horutke anki an.(この場所は今にも地滑りが起きそうだ)
290 an <apekor an> まるで~したかのようである ◆A=kem apekor an pirka nima ne ruwe ne.(嘗めたようにきれいな木の器だこと)
291 an <kane an> (状態)~している ◆Sine upen menoko otopcinki esitciwre kane an.(一人の若い女が髪を床まで垂らして座っていた)
292 an <kesto an kor> ( kes to an kor ) 毎日毎日 ◆Ku=kor huci anakne yuptek wa kesto an kor nepki patek ki.(私の祖母というのは働き者で、毎日働いてばかりいました[中本ムツ子])
293 an <kor an> (動作)~している、~しつつある ◆Ne ponmatkaci cis kor an.(その幼い女の子は泣いていました) →kane an
294 an <kotom an, kotom siran> ~する(した)ようである ◆Teeta nispa tane wenkur ne kotom siran.(昔の富者が今は貧者になっている様だ[銀の滴])
295 an <mosmano an> 黙っている、構わずに放っておく、知らんぷりする ◆ Cipokur mosmano hene ukoyhok orouspe an wa ciki yupkenopo ecakoko an.(船乗りが密かに交易した話があったならば、きつくお咎めがある)
296 an <neno an> ~のようである、~のような ◆pirka amip neno an pe(きれいな着物のようなもの)
297 an <niskur an> 曇っている ◆Tanto niskur an.(今日は曇りです)
298 an <noyne an> ~する(した)らしい、~であるらしい ◆Teoroho kasre noyne an.(ここは浅いらしい)
299 an <nu an> ( nuwe an ) (獲物が)沢山獲れる ◆Tan cuk anakne cep nuwe an;atat poronno a=kar easkay.(今年の秋は鮭が沢山獲れるから、アタツ(開いた干し鮭)をたくさん作れる)
300 an <sine an pa ta> ある年(に) ◆Sine an pa ta porowakka kuskeray kupita toy pirka.(ある年には洪水のお陰で中州の畑が良かった)
301 an <sine an ta> あるとき ◆Sine an ta Aynu itak k=eyayhonokka.(あるとき私はアイヌ語を勉強した)
302 an <sine an to ta, sineanto ta> ある日(に) Sine an to ta Ryu(seta) huci yupihi oro ta a=ahupkar.(ある日リュウ(犬)は祖母の兄の所にもらわれました)[中本ムツ子]
303 an <sine ani ta> sine an hi ta [様似] ある日のこと
304 an <wa an> 1.(静止状態で)~している ◆mokor wa an(眠っている)◆Huci a wa an.(お婆さんが座っている) 2.~しておいてある ◆K=omare wa an.(私が入れておいた)
305 an=ekaripo an-ekari-po [様似] 貰い子(もらいご、もらいっこ) → a=ahupkarpo
306 an=kor itak アイヌ語(私たちの話す言葉)
307 an=utari (アイヌにとつて)アイヌ、同胞
308 an=utari iposse 我らの言葉=アイヌ語(同族同士での言い方)
309 anak ( anakne ) (an-yak) [主題提示表現] ~は ~というものは (~の)方は ~としては ◆Tapan oruspe anakne sawre=an pe somo ne na kamuy a=ekosip ne na. (この件は容易いことではないから、神に任せることにしようぞ)
310 anani 私(物語の中で使う)
311 anasap 「手に負えない、仕方ない」の意味を作る
312 anayne an-ayne 理由なく ◆Anayne iki hi ka somo ne nankor, pirkano kopisi yan.(訳もなくしたことではないかも知れんから、しっかり問い正しなさい)
313 anaysir anay-sir 死人 死人の霊 ◆To to inkar ! Anaysir somo ne un? (ほら、あそこ見て! 死人ではないのかい?)
314 ancami [和語] 薊(アザミ) <若芽を汁ものの具にした(道央) 脚気に全草を煎じて飲んだ(樺太)>
315 ancikar ( ancikari ) 夜、晩 (何夜、いつの夜など特定できるものに使い、一般的にはkunneを用いる)
316 ancikattaro [和語] 預かる、管理する<和語アジカッタロウより>
317 ane ①細い、尖っている ②細くなる ◆Na ponno ane sakma kor wa ek.(もう少し細いサクマ(茅押さえの柴)を持って来い)
318 anekankan ane-kankan 小腸<細い・腸>
319 anekut ane-kut 細帯(帯幅が半分くらいの細い帯)
320 anep a=e-p [石狩] 食べ物 →aep
321 anepitta an-epitta 夜通し 、一晩中 ◆Anepitta mokor ka somo ki.(一晩中寝なかった) ♪一晩中、姉をいびった。
322 anepone ane-pone [静内] 細い骨
323 aneponkut ane-pon-kut 腰紐(こしひも)<細い・小・帯>
324 anesuwop ane-suwop 上等の宝をしまう箱
325 anhi ( an-hi, an-i) an-hi 居場所、居る所 ◆Nea wenpe anhi a=eraman hi ne yakun, en=epakasnu.(例の悪人の居場所を知っていたら、私に教えてくれ)
326 ani ②[手段・原因] (~で) (~で)もって (~に)よって ◆Pon kasup ani en=ere.(小さなスプーンで食べさせてくれた) ◆Ku=kor totto mame etoyta okake wa ku=kema ani k=otoypukka.(お母さんが豆を蒔(ま)いた後から私は足でもって土寄せをします)[中本ムツ子] ◆Aynu-puri ani sinnurappa yak a=ye.(アイヌの流儀によって先祖供養を行ったという)
327 ani ③ ~(しなさい)よ、ね<haniの省略 > ◆En=tere ani ! (ちょっと待ってね!)
328 ani (複数 anpa, ampa ) ①手に持つ 携える 抱える ◆Aynu itak owpekare wa kamuy orun sonko anpa p ikupasuy ne.([至らぬ]人間の言葉を修正して神に伝言を持っていくのがイクパスイ(棒酒箸)だ)
329 ani ta = an hi ta ~になった時に
330 ani wa arpa 持って行く ◆Pase korka k=ani wa k=arpa.(重いけど僕持って行く)
331 anin 無駄な、実りのない、無意味な
332 aniokere an-i-okere 全部残らず 包み隠さず =earokere ◆Oka=an katu aniokere an=omommomo.(余が暮らした様子を包み隠さず述べるとする)[ユカラ]
333 anire ani-re 持たせる ◆Pon korka okirasnu p ne na, taan pe anire wa arpare.(小柄だが力持ちなので、これを持たせて行かせろ)
334 anisappuni a=nisap-puni 急死(する) ◆Okkaypo ikaras ! Anisappuni hawean?(若者がもったいない!急死したというのかい?)
335 aniska a=niska もったいない、大事な ◆Emo aniska na, pirkano uwomare wa anu.(ジャガ芋がもったいないので、しっかり集めておけ)
336 aniskap a=niska-p 大事な物 ◆Aniskap ne na, iteki osura.(大事なものだから、決して捨てるな)
337 aniyar (複数 anpayar anpayarpa ) ani-yar 人の手・腕に持ってもらう、持たせる
338 anke [静内] ~しそうに →anki
339 ankean (複数 ankeoka ) [静内] ~しそうになる
340 ankes an-kes 明け方 夜明け前 <もう少しで夜が明ける> ◆A=tokuyekorkur ek wa, orano ankes pakno uwenewsara.(友人が来て, それから明け方まで楽しく語り合った)
341 anki (現在)今にも~しそうだ (過去)もう少しで~するところだった → an <anki an>
342 ankura 畔(あぜ) ◆Toy ankura ta hotku kane wa apkas.(畑の畦で腰をかがめて歩く)
343 anmip an=mi-p (a=mi-p) [石狩][様似] 着物、衣類 →amip
344 annisappone ar-nisap-pone [静内] 全く突然(nisappone(脛の骨)はnisap<①急に、②脛(すね)>の二つの意味を掛けた洒落表現か?)
345 annoski an-noski 夜中、真夜中 ◆annoski pakno uenewsar(真夜中までおしゃべりする)
346 annoski nociw 夜中星(よなかぼし)<特定の星や星座なのかは不詳>
347 annoyekar [雅] 顔つき
348 annukamu annu-kamu [雅] (~に)かぶさる
349 annuno annu-no ただで 無料で
350 annunurayka [静内] 茫然と~を忘れる
351 anohor an-ohor 長居する 長患いする
352 anoka ( anokay ) 私たち
353 anontom an-hontom 夜なか 深夜
354 anotawkikar a-no-tawki-kar 斬る(刀で)
355 anoypep ano-ipe-p [静内] 食器
356 anpa [静内] つかむ、持つ
357 anpakamuy anpa-kamuy 支える神
358 anpatek anpa-tek さっと持つ
359 anpay [和語] 按配(あんばい)
360 anpe ( ampe) an-pe 本当 真実 対語→sunke
361 anpeaspe anpe-as-pe あること(本当のこと) 対語→sunkeaspe(ないこと(うそのこと))
362 anpuranki [和語] 油揚(あぶらあげ)
363 anrakor an-rakor ① アンラコロ(クロユリ) 樺太ではハハと言う。<根を茹でたりご飯に炊き込んだりして食べた(道東)。根を干して保存食にし、食用土(珪藻土)と一緒に煮て潰し、油、コケモモの実を入れる(樺太)>
364 anrakor an-rakor ② 石女(うまずめ)
365 anrur an-rur [地域] 北見の方<反対側の・海水>
366 ante an-te 居させる(いさせる)
367 antehoku ( antehokuhu ) ante-hoku (~の)夫 <(家に)いさせる・夫>
368 antemaci ( antemacihi ) ante-mat (~の)妻 本妻 正妻 <(家に)いさせる・妻> (概念形はない)
369 antuki ( antuk ) [和語] 小豆(あづき)
370 anu [静内] (人を)暮らさせる
371 anu (複数 ari ) (useと共に用いて)中の物を取り出す、脱ぐ ◆amip use k=anu.(服を私は脱いだ) ◆ku=sikehe wa use k=anu (荷物から[それを]出した)
372 anu (複数 ari ) 1.置く ~(して)おく◆ohanno anu(しばらく放置する) 2 残す◆Opitta a=ca ka somo ki no, a=anu yak pirka.(全部採らずに残しておくと良い) 脱ぐ
373 anun 他人、よそ者、客、見知らぬ人 ♪見知らアヌn人
374 anunitak anun-itak 外国語
375 anunkopa anun-kopa 他人扱いする =canunkopa
376 anunkotan anun-kotan 死後の世界
377 anunkur anun-kur 他から来た人
378 anusuye a=nusuye 手招きされる
379 anutari [静内] 物語の中で「私たち」を意味する
380 anuye an pe 書かれたもの、書類
381 anuyeotke a=nuy-e-otke 焼払い
382 aoka a=okay (代) [不定人称複数]①(包括的一人称複数)相手を含む私たち
383 aoka a=okay (代) [不定人称複数]②(引用文中の一人称複数)私たち
384 aoka a=okay (代) [不定人称複数]③(女性から主に成人男性への敬意の二人称)あなた様
385 aokay a=okay (代) 私たち(話し相手を含む)◆Aokay ka paye=an ro.(私たちもみんなで行きましょう)
386 aoma よろめく
387 aoypeppirup aoypep-piru-p 布巾(ふきん)
388 ap 釣り針(つりばり) 鈎針(かぎばり)
389 -ap a-p (動詞の語尾に付いて)~したもの ◆ramuap (思ったもの) 複数はramurokpe
390 apa ④雨漏りする
391 apa ①親戚 親類 血統 →日常的にはutari(hi)を使う
392 apa ②浮標(うき)
393 apa (所属 apaha ) ③戸、戸口、玄関 ◆Apa ta pon cikuni a=asi.(戸口に小さな棒が立ててある)
394 apa ta (位置)(~の)前に
395 apa utar 親戚の人々
396 apaasi ( apa asi ) 戸を閉める
397 apaca apa- 戸口
398 apacaunkamuy ( apacankamuy ) apaca-un-kamuy 戸口の守り神
399 apa-harkiso apa-harkiso 南側の戸口の所<戸口・左座(南)>
400 apakamuy apa-kamuy 入り口の神様
401 apakokikkik apa-ko-kik-kik [静内] 戸口のところでポカポカ殴る
402 apakosikiru apa-ko-sikiru (遠慮して戸主の方を見ず下座で戸口の方を見て)座る (戸主に促されて初めて上座に上がるのがエチケット)
403 apakotuye apa-ko-tuye [静内] 戸口のところで斬る
404 apamaka apa-maka 戸を開ける
405 apanekor apa-ne-kor 親戚にする
406 apaorotpe ( aparotpe apaorokpe, apaotki, apaotpe ) apa-or-ot-pe 玄関の簾、昔の戸(引き戸が導入される以前、カヤで編んだ筵(むしろ)を戸口に下げて戸にした)
407 apapa 出入り口の所
408 apapok apa-pok [静内] 戸口のそば
409 apappo [石狩] 花
410 apapu 1.注意する 2.謝る
411 apari 網針 =ampari
412 aparor apa-ror 東側の戸口の所<戸口・上座(東)>
413 apasam apa-sam 出入口のそば
414 apasamunkamuy apasam-un-kamuy [静内] 戸口の守護神 →apacaunkamuy
415 apatarara apa-tarara 入口のカヤ筵(むしろ)を上げている(戸が開いている)
416 apausta apa-us-ta [建具] 引戸、ドア、襖(ふすま)、障子(しょうじ)、板戸
417 apausta-kar-tono apausta-kar-tono 建具屋(tonoが付くので和人の職人か?)
418 apa-utur apa-utur 西側の戸口<戸口・木尻座(西)>
419 ape 火 炉 囲炉裏 → (注意) 家の火事はcise uhuy 山火事はsiruhuy を使う
420 ape ari ( apeari ) 火を焚く、焚きつける ◆ Ape k=ari wa mipihi k=omante.(私は火を焚いて、その着物を(あの世へ)送った)
421 ape eynu ape- [様似] 火が燃える
422 ape nipek 火の明かり
423 ape pas ape pas [様似] 火が撥ねる
424 ape ruy 火が燃える 燃えている
425 ape sam 炉ばた
426 ape sokot ape- [様似] 炉 囲炉裏
427 ape uk 火がつく
428 ape una 火種を灰の中にいける
429 ape una ape una [様似] 灰、灰汁(あく)
430 ape us 火が消える
431 apeare ape-a-re [白老] 火を燃やす[静内]火を起こす
432 apeerao ape-erao [静内] 火種を埋める →ape-una
433 apeere [石狩] 火を焚く
434 apeesinot ape-e-sinot 火遊び(をする)
435 ape-etoho ape-etoho 火曜日
436 apeetok ( ape etok) ape-etok 上座、横座 (炉の東側の突き当たりの座) ape etok ta a=an(上座に私はすわる)
437 apeetoko ape-etoko [静内] 上座
438 apeetun-heporap ( apeetumpe[様似] ) ape-etun-heporap 蛾(ガ)<火・を借りる・蝶>
439 apeewar ape-ewar 息を吹きつけて燃やす
440 apehosi ape-hosi 火に背を向ける (不愉快なことがあった時の仕草)
441 apehucikamuy ( ape-Huci Kamuy ) ape-huci-kamuy 火の神 アペフチカムイ
442 apekamuy ape-kamuy 火の神
443 apekes ape-kes 火の燃えさし 薪の燃え尻
444 apekes-utur ape-kes-utur 炉尻 木尻座 (炉の西側の座)
445 apekiray ape-kiray 1.灰かき、灰ならし 2.炉扇(ろせん、うちわ)
446 apekor a-pekor ② (事実と異なるが)まるで~した(している)かのように<英語=as if ~> → pekorは「似ている」で有り得る<英語のlike>
447 apekor ape-kor ① 火がある、火を焚いている、火を持つ
448 apekosesekka ape-ko-sesek-ka 火にあぶる
449 apekoyompitne ape-ko-yompitne 寒さのために火にかじりつく
450 apekur ape-kur 火にあたる ◆apekur kus sotki or wa soyne(火にあたるために寝床から出る)
451 apemaw ape-maw 火の熱 火照り
452 apemerimer ape-merimer 火花が飛び散る
453 apemeru ape-meru 火の粉 火花
454 apemina ape-mina 走り炭
455 apeni ape-ni
456 apenipek ape-nipek 火の光
457 apenukarap ape-nukara-p 火傷をして火にあたると痛い
458 apenuy ape-nuy
459 apeopkarus ape-o-p-karus [植物] サルノコシカケ
460 apeoraytek ape-oray-tek 火が燃え尽きる
461 apeoy ape-o-i 囲炉裏、ひじろ、炉(ろ) ◆apeoy sama ta(ひじろのそばで)
462 apepasuy ape-pasuy 火箸 火ばさみ (昔はカネでなく木で作った)
463 apepiro ape-pir-o 火が跳ねて焼け傷がつく
464 apepus ape-pus 火がはねる 跳ね炭
465 aperepo ape-rep-o 燃え残りの薪を前へ押しやる
466 aperuy ape-ruy 火が燃えている
467 apesam ape-sam 火の前 炉端(ろばた)
468 apesamata ape-sama-ta ろばた
469 apesotki ape-sotki 火の寝床 囲炉裏の中
470 apesotkikar ape-sotki-kar 火の寝床作り(をする)
471 apetompi ape-tompi [静内] 火の明かり (火による光)
472 apetumpe ape-tunpe [様似] 蛾(が)
473 ape-una ape-una 火を埋める、火を灰の中に埋ける(いける)
474 apeusat ape-usat 火の燠(おき)
475 apeutur ape-utur [静内] 囲炉裏の下座
476 apir (獣の)足跡
477 apka オスの鹿 1. 5歳以上の雄鹿 [足寄]  2. 4歳以上の雄鹿[美幌]
478 apkas (複数 apkaspa ) apkas 歩く、移動する(走る、飛ぶ、車に乗るを含む)
479 apkas kamuy 天然痘の神
480 apkas-apkas [静内] 行ったり来たりする
481 apkas-easkay apkas-e-askay [静内] 歩くことができる
482 apkas-enitan apkas-e-nitan [静内] 速く歩く
483 apkaskuwa apkas-kuwa 杖 (=kuwa)
484 apkasnukuri apkas-nukuri [静内] 歩くのが不自由だ、歩くのが億劫だ
485 apkaste apkas-te ①歩かせる ②旅に出す
486 apkustaum ( apkustaun ) [呆れる様子] たまげた 何とまあ
487 aponko a-pon-ko こんなに・そんなに・あんなにたくさん、少なからず
488 aporse a=porse 表現(する)
489 apotonoke a=po-tonoke 私の息子殿〔丁寧〕
490 appene 下手くそだ 下手くそな
491 appenep appene-p 不器用者
492 Appet [地名] 厚賀 (沙流郡日高町厚賀町)
493 ap-siso ap-siso 北側の戸口
494 apto
495 apto as 雨が降る
496 apto isam 雨がやむ
497 apto kar ( aptokar ) 雨に当たる
498 apto num 雨粒
499 aptokikunpe apto-kik-un-pe 雨具、傘 <雨対策の用具>
500 aptoruy apto-ruy 大雨(である)